みなさん髪の毛のキューティクルって一度は聞いたことありますよね?
「キューティクルが傷んで髪の毛がパサつく」
「キューティクルを補修するシャンプー!」
などCMや広告などにもよく見ます。

でも実際「キューティクルって何?」と、意味を聞かれても答えられる人は
少ないと思います。

今回は「キューティクルの意味とは何か」ご紹介します。
キューティクルを知ることで
キレイな髪の毛を手に入れることもできますよ!

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キューティクルとは

キューティクルとは簡単にいうと「髪の毛を守ってくれるバリア」だと思ってください。

キューティクルは髪の毛の一番外側にあり
魚のウロコのように重なって、
髪の毛を紫外線などの刺激から守り、
内側の水分や栄養分を保ってくれる
髪の毛にはなくてはならないモノです。

すごくキレイなストレートヘアの人やよく天使の輪と
言われるサラサラの髪の毛の人はキューティクルがとても
キレイな状態なので髪の毛にツヤが出ます。

逆に何かが原因でキューティクルが髪の毛から
剥がれ落ちたりすると髪の毛はパサついて広がってしまったり、
髪の毛の中にある水分や栄養分が外に流れ出てしまいます。

見た目ですぐわかるような髪の毛が乾燥している時や
広がっている時は、キューティクルが髪の毛から
剥がれ落ちている状態かもしれません。

キューティクルが無いと髪の毛が丸裸の状態になり
ダメージがヒドくなるので気をつけてくださいね。

キューティクルが剥がれる原因は?

「髪の毛を守ってくれるバリア」ことキューティクル
髪の毛を守ってくれて、栄養もしっかり逃さないようにしてくれる。
なるべくキューティクルを保護したいですよね?

ではなぜ髪の毛からキューティクルが剥がれることになるのでしょうか。
原因をご紹介します。

髪の毛を乾かさない

キューティクルは水分を含むと広がるという特徴があります。
キューティクルが膨らむということは、髪の毛の内部が外に
出ている
という状況です。
髪の毛がとてもダメージを受けやすい状態になってしまいます。

シャワーを浴びた後そのまま自然乾燥をすると
キューティクルが広がったまま髪の毛が
乾くので髪の毛がゴワついてしまうのです。

キューティクルは乾かすと元のとおり閉じて
髪の毛を守ってくれるので必ずドライヤーで
乾かしましょう。

濡れている状態での髪の毛の放置は大変危険ですよ。

熱によるダメージ

上にもドライヤーで乾かしましょうと書きましたが
キューティクルは熱にも弱いのです。

非常にデリケートですね笑

例えばドライヤーやヘアアイロンなど高温が出るものを
髪の毛の同じ部分に当てていると
キューティクルがコゲて
髪の毛から剥がれ落ちてしまいます。

高温のものを使用する時はなるべく
キューティクルを保護するために
トリートメントをつけてから
ドライヤーやヘアアイロンを使用しましょう。

摩擦で剥がれ落ちる

髪の毛同士を強い力で擦り合わせても
キューティクルというのは剥がれ落ちます。

「髪の毛をタオルで拭く時は強い力でゴシゴシしない」
「頭を洗う時はしっかりシャンプーを泡立ててから洗う」

を意識してもらうとキューティクルは摩擦で剥がれることはありません。

髪の毛は優しく扱ってあげましょう。

カラー・パーマの薬による原因

キューティクルを大切にケアするためには
カラーやパーマを頻繁にしない方が良いです。

カラーやパーマの薬は髪の毛の内部に
しっかり浸透させるように薬をつけるとキューティクルが
開く
ように作られています。

一度のカラーやパーマだと何も問題がないのですが
初めからキューティクルがダメージを受けて剥がれかかっていたり
薄くなっている髪の毛の状態でカラーやパーマをすると
キューティクルがそのまま剥がれてしまいます。

キレイなカラーやパーマができるように
常にキューティクルをケアしてあげてくださいね。

キューティクルが剥がれてしまったら?

キューティクルが傷む、剥がれ落ちる原因は紹介しましたが
ではすでにキューティクルが剥がれている髪の毛はどうしたら良いのでしょうか。

実はキューティクルは一度剥がれてしまうと再生されません

キューティクルは肌の切り傷が自然と治るように再生されないのです。
ということは髪の毛からキューティクルが剥がれると
髪の毛はノーバリア!つまり髪の毛が何にも守られていない状態になるんです!

これが原因で髪の毛から水分が出ていって乾燥したり
髪の毛が切れ毛になってしまうことになります。

美容室でヘアケアする

一度剥がれてしまうと再生しないキューティクルですが
解決方法があります!

それは美容室でしっかりトリートメントをする!

ということです。

美容室のヘアケアメニューはモノによりますが
ちゃんとしたものであればキューティクルは復活します。

正確にいうと「再生」はしないのですが
髪の毛につけると「擬似キューティクル」
つくってくれる成分が入っているトリートメントがあります。

髪の毛にもう一度バリアをはってくれるということですね。

一度髪の毛に水分がなくてパサついていたりしたら
美容師さんに相談してみてもいいと思いますよ。

キューティクルはキレイな髪の毛には欠かせない

やはりキューティクルがキレイに整っていないと
髪の毛にツヤが出ません。

キューティクルの傷み具合がヒドいとパサつきの原因になります。
カラーをしても髪の毛から流れて出ていってしまったり
パーマをしても髪の毛が切れたりしてすぐとれてしまいます。

常にキレイな髪の毛を保つためにも
日頃からの髪の毛のケア、キューティクルのケアがとても大切です。

まとめ

キューティクルの特徴は

・キューティクルは髪の毛を守ってくれるバリア
・キューティクルがキレイな状態だと髪の毛もキレイでツヤが出る
・水分を含むと広がり、髪の毛がデリケートな状態になる
・キューティクルが剥がれることで髪の毛の水分、栄養分が保てない
・一度剥がれるともう再生できなくなる

キューティクルが剥がれないように

・シャワーの後は必ずドライヤーで乾かす
・ドライヤーやヘアアイロンを使い過ぎない
・カラーやパーマでも剥がれ落ちやすくなる
・日頃のケアが大切

今回は髪の毛のバリア「キューティクル」の意味について紹介させて
いただきました。
目で見えないのでなかなか分かりにくいですが
毛先がチリついていたり、手触りが良くなかったりすると
キューティクルが剥がれそうな状態なのかもしれません。

日頃からしっかりとしたケアをしてあげましょう。

以上、(よく聞くキューティクルって何?意味をわかりやすく説明します。)でした。
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