ヘアカラーによるアレルギーに気を付けて下さい!


皆さんヘアカラーによるアレルギーがあるっていうのはご存知ですか?

数年前にはニュースでも取り上げられるくらい、ヘアカラーによるアレルギーが注目されました!

ヘアカラーによるアレルギーは、通常のアレルギーと同じなので花粉症のように突然発症します。

つまりヘアカラーをしている人全員がヘアカラーによる原因でアレルギーを起こす可能性があるのです!


今回は

ヘアカラーによるアレルギーを起こすとどんな症状が出るのか?原因と対処方法もご紹介いたします!

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ヘアカラーによるアレルギー

ヘアカラーによるアレルギーは年間200件ほど国に報告されています。


他のアレルギーと同じで、今まで大丈夫でもある日突然体がアレルギー反応を起こすことがあります。

たとえば今まで100回ヘアカラーをしたことがあっても、101回目でアレルギー反応起こすということも十分にあるということです。

ヘアカラーをしている人なら、誰もが気を付けないといけないことなのですよ。

ヘアカラーアレルギーの原因

ではヘアカラーによるアレルギーの原因とはなんなのでしょうか?

それはヘアカラー剤の成分に含まれている「ジアミン」という成分が原因なのです!


ジアミンは髪の毛をキレイに染めるためには欠かせない成分なので、ヘアカラー剤の中には必ず入っています。

特に白髪染めには白髪をしっかり染めるためにジアミンはとても大切な成分です。

しかしそのジアミンが原因でヘアカラーアレルギーを起こしてしまいます。

一度ヘアカラーアレルギーを発症すると・・

もしヘアカラーアレルギーを起こしてしまうと、次ヘアカラーをした時もアレルギーを起こす可能性が非常に高くなります。

症状も最初よりもひどくなりやすく重症化する場合も。

つまりヘアカラーができなくなってしまうのです!


これは消費者庁が注意していることでもあるので、大変なことになる前になるべく症状が軽いうちにアレルギーに気付くことが大切です。

ヘアカラーアレルギーによる症状

実際にヘアカラーによるアレルギーが起こるとどういった症状が身体に現れるのでしょうか?


最初は軽い症状なのですが、そのまま構わずにヘアカラーを繰り返すと大変なことになるので、心当たりがある方は気を付けてください!!

症状が軽い場合

まず初めは軽い症状から出てくる方が多いです。
しかし症状が軽いからといって油断してはいけません!!


・カラー剤を塗った時にピリピリとしみる
・頭皮がかゆくなる
・皮膚が目立つくらい赤くなる
・カラー剤をつけたところが熱く感じる


この症状が出たらもしかしたらカラー剤によるアレルギーを発症している疑いがあります。

何か異変を感じた時はカラーを繰り返すのではなく、一度皮膚科を受診してヘアカラーアレルギーなのか診てもらいましょう!

症状が重い場合

ヘアカラーアレルギーの症状が重くなると

・顔や頭皮が水ぶくれの様に腫れる
・喉や口が激しく痛む
・首にも発疹ができる
・アナフィラキシーショックを起こす


どれもすぐに病院に行かなくてはいけないほど、強い症状が出ます。


特にアナフィラキシーショックは命に関わることなので怖いです。

症状が遅れて出てくる場合もある

アレルギーの症状は数時間〜3日後時間差で出てくるケースもあります。


たとえ当日アレルギー症状が出なくても、後日時間が経って出てくることもあるので、カラーして数日後に何か皮膚や身体に異変が起きたら、ヘアカラーアレルギーによる可能性が高いです。

ヘアカラーアレルギーへの対処法

実際にアレルギー反応が出た時はどうしたら良いのでしょうか?

ヘアカラーをして異変を感じたらまず

病院へ行ってください!!


アレルギー反応は時間が経つとひどくなるケースもあるので、いつも感じないような

・皮膚がかゆい
・皮膚が赤い


など少しでも症状が出ている場合は早く皮膚科に行って処置してもらうのが一番です。

症状がなるべく軽いうちに対処できる様に早めの行動をしましょう!

ヘアカラーアレルギーを起こさないために

ヘアカラーアレルギーを起こさないために普段から気をつけるポイントをご紹介しますね!!

異変を感じたらカラーを中止する

私たち美容師はヘアカラーをされているお客様に
「皮膚にしみたり、かゆみなどありませんか?」
と必ず一声かけます。

もちろんその時に異変を感じたら正直に言ってください!


皮膚が赤くなったりすると美容師でも見て確認できるのですが、痛みまではわかりません。

「なんかいつもと違うな・・」
と感じた時は美容師さんに言って、ひどいアレルギー反応が出る前にヘアカラーを中止しましょう!!

体調が悪い時はヘアカラーをしない

体調を崩している時は、アレルギー反応が出やすいことがあります。

寝不足などの体力的に疲れている時や、ストレスが溜まっていて精神的に疲れている時も発症しやすいこともあるので、なるべく体調が良い時にヘアカラーをすることをおすすめします。

自宅でのヘアカラーはしない

やはり自宅でセルフヘアカラーをしていると必要以上にカラー剤が皮膚についてしまったり、水ぶくれが見えづらいところにできてしまったら確認するのがとても難しいです・・


もちろん自宅でするヘアカラーにもジアミンはしっかり入っているので、アレルギーは起きる可能性があります。

ヘアカラーは美容室でプロにしてもらうのがおすすめです。

アレルギーを起こさないヘアカラー

これまでヘアカラーによるアレルギーの原因や症状、対処法をご紹介しましたが、実はアレルギーを起こさないヘアカラーも実際あるんです!!


もし頭皮が荒れる様になってきた方はこちらのカラーに切り替えた方が良いですよ!

一度アレルギーになった方にも安心して使えるので参考にしてください!!

ノンジアミンカラー

文字どうりアレルギーの原因の「ジアミン」が入っていないヘアカラーです。
今はまだどう導入している美容室は少ないですが、これからどんどん増えてくるといわれています。

普通のヘアカラーよりは色の種類が少ないですが、安心して使えますよ!

ヘアマニキュア・ヘアカラートリートメント

もともとこの2つには「ジアミン」が入っていません!
髪の毛へのダメージもないので、髪の毛のダメージが気になる方にもおすすめです!

特にヘアトリートメントは自宅でも簡単にできますよ!!


ただヘアカラーより長持ちはしないので、頻繁に色を塗ることが必要です。

詳しいことはコチラ!↓↓
ヘアカラートリートメントの使い方のコツ!使用頻度も紹介します!
ヘアカラーとヘアマニキュア何が違うの?違いを美容師が教えます!

まとめ

今回は
「ヘアカラーによるアレルギーの原因と症状、対処の仕方」を紹介しました。


ヘアカラーは髪をキレイにしてくれるものですが、異変が起きて手遅れになると大変なことになってしまう可能性のあるものです。

特に自宅でヘアカラーをされている方は、アレルギー反応に気づくのが遅くなりやすく、危険な状態になってしまうこともあるので安全にヘアカラーをするためにも、美容室でヘアカラーをしましょう!


ひどいアレルギー症状を起こさないために、注意しながらヘアカラーと付き合っていきましょう!!

以上(ヘアカラーによるアレルギーの症状と対処方法!原因は?)でした!



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